MarCalmaのtoccoです。
先日、テレビに宇宙飛行士・野口聡一さんが、トーク番組(玉ねぎ頭のT子さんのお部屋です)に出演されていました。
宇宙旅行に民間人も、、、というニュースを聞いたりする昨今ですが、宇宙が遊び場でなく仕事場という方のお話。
野口さんは船外でのミッションをされたとのこと。
作業場所はステーションから外に出て、その船体の端っこだそうで、一歩踏み外せば何もない宇宙空間。
目の前も周りも漆黒で、一切の光がないのだそうです。
黄泉の国、と、たとえておられました。
自分がそこに行ったらどう思うかな、、、と卑しくも考える私。
ワクワクする??
・・・
いや、きっと不安と恐怖で押しつぶされるに違いない、と凡人の私は思うのでした。
普通に私達が当然のものとしてある光や空気が全くない場所に出て、30分位歩いて行って、漆黒の闇の中、何時間も作業をして、終わったら、また30分位歩いてステーションの中に戻っていく。。
その話を、背筋を伸ばした姿勢が崩れることなく、淡々と語る野口さん。
気が遠くなりました。
空気もない真っ暗闇の中に何時間もいる、ということにもですが、その場所に行くまでに、知力と精神力の抜きん出た方達がどれだけの時間と力を積み上げたんだろう、と。