MarCalmaのtoccoです。
昨日の記事から派生して、ヨガについて、自分がかつて思っていたことと今思うこと。そして、フラメンコの話。
今はこう思っています。・・・ヨガは、もともと一人で行い、自分の内面に向かっていくものだ、と。
でもかつてはこう思っていました。
ヨガのアーサナ(ポーズ)がきれいに出来るようになりたい、とか、静止状態でのアライメントがうまく取れるようになりたい、とか。
ポーズがかっこよく出来るようになりたい系のことは、外から見て自分のポーズがどうなのか、ということを追及しているのであって、内面に向かうこととは逆に、気持ちが外へ向かっていたのだ、とある日気づくことになるわけなのですが。
結局、外から見た自分がどうなのかだけを意識していて、ヨガの醍醐味である自分の内面に向かうことが出来てない状態。。
これは、マインドフルネスとは程遠い、、普段の目線と同じ。
おっとっと。
いくらかパンチのきいたことを書いてますが、以前の私のことを書いています。でも、ポーズ先行型のヨガに突き進んだあげく怪我をしてからは、私はもうそういうアプローチは金輪際止めようと決めて、今に至ります。
私がヨガを始めたきっかけは、フラメンコ舞踊をしながら、そのメンテナンスとしてでした。ですが、上に書いたように、その当時のヨガをするときの心は、内面ではなく、外へいつも向いていました。
ポーズが出来るようになりたい、ポーズのアライメントやどう動けばスムーズに次のアーサナに移行できるか、など。踊りをしているときと全く同じ心持ちだったのです。
これじゃヨガする意味ないな。。。ポーズの出来を求めるあまり怪我をして、私はポーズ先行型のヨガを卒業しました。
もちろん、ポーズが出来るようにがんばる、というのも、ヨガのひとつかもしれないし、そういうヨガの探求もありだと思います。
いろんなヨガへのアプローチがありますし、人それぞれでいいのだと思います。
自分のヨガのポーズを改善すべく、ヨガとは別のボディーワークを受ける方もいらっしゃるようです。
ただ、ヨガの醍醐味である静けさやマインドフルネス、自分が自分を受け入れること・・・それらを堪能できないまま、外に何かを求め続ける状態なのは、なんだかもったいないなと思うのです。
せっかくヨガをやってるのに、ヨガの一番のメインディッシュを食べてないような。
もともと、インドで修行者達が、瞑想の前にするとよりよく瞑想ができるからと生まれた運動が、ヨガです。
ポーズが全てではなく、自分の内面を見ていくための動きやプロセスに過ぎないと私は思っています。
一方、舞踊は、外から見てなんぼの世界だったりするので自分の外側もチェックしていくのですが。
でも、興味深く、かつ、皮肉なことに、踊っているうちに自分の内面に入っていく自分に気づきました。
そして、舞踊のなかでフラメンコは、見る人が見ると、その人の内面そのものなのです。自分の外側と内側が見事にリンクしているのです。
だから私はフラメンコが好きで、こうして続けてるのかなと思います。
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