MarCalmaのtoccoです。
私が読んで好きになった本をご紹介するコーナー。
題名：かわいい浮世絵
著者：日野原健司 監修：太田記念美術館
出版社：株式会社 東京美術
この本は、浮世絵に描かれた動物や雑貨などの「かわいい🎵」を集めた本です。
一般的に、浮世絵といえば、歌舞伎役者や美人画、風景画などが題材じゃないの？と思われがち。もちろん、葛飾北斎などは、動物をメインにした作品もあって、動物のしぐさなどかわいく描かれていたりします。
展覧会などで、じっと絵を見ていると、こう思うことありませんか？
（お、こんなところに猫がいる、、かわいいな）
（この人の着物、お洒落な柄！こういう服があったら着てみたい）
特に、江戸時代の人達の日常を描く浮世絵の展覧会で、私は、結構な確率で思います。むしろ、そういうちょっとしたかわいらしさを探しながら、観ているかも。
浮世絵をリアルタイムで観ていた当時の江戸の人達もかわいいと思ったりしたのかなあ、それとも、あまりにも自分たちの日常に溶け込んでいて、なんとも思わなかったのかな、、など、この本を眺めながらいろいろ思いをはせたりできるのも、楽しい時間です。
