MarCalmaのtoccoです。
フラメンコの一般的な印象は、情熱的?!
自分流なざっくりとした説明をしてみます。。。
フラメンコは、スペインの芸術performing artです。歌、ギター、手拍子、踊りで主に構成されます。
フラメンコの起源は、北インドからと言われています。ロマの人(流浪の民)が西に西に渡っていく中で、その通り過ぎる地域での芸術も吸収していきました。
そして、光と影のコントラストのきいた温暖なスペイン南部で、彼らの才能がフラメンコという芸術を生み出しました。彼らが生きてきた時間の喜怒哀楽が、フラメンコとして表れています。
踊り手の衣装は、女性はロングスカート、男性はパンツスタイル。色の組み合わせも、派手だったり、黒一色だったり。
その見映えなどから、踊りがフィーチャーされがちですが、歌もギターも手拍子もとてもカッコいいです!
フラメンコは、感情や年齢や、人間にまつわる清濁全てを受け止めてくれるような、自分の人間らしさを肯定してくれるような、懐の深さを感じます。
スペインでは、お祭りの時に老若男女みんなで踊るフラメンコの曲もあります!
気分が上がる楽しい曲もあれば、もうどうしようもなく悲しい曲もあります。その曲を踊ることで、歌うことで、演奏することで、今ある悲しみを表現して自分の中から手放していけるような。
その一方、楽しい曲は、スコーンと楽しく!
曲種によって落差が激しいのもフラメンコっぽいかもと思います。
フラメンコというと舞台やショーで見るものという印象があるかもしれませんが、スペインでは、年配の方も宴会で楽しく踊ったりしてますし、見るだけでなく踊ったり演奏したりする同好会もあり、フラメンコを楽しんでいます。
フラメンコは、どなたでも、いくつになっても、楽しめるアートです。